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西村 昭彦; 吉田 稔*; 山田 知典; 荒川 了紀
Proceedings of International Topical Workshop on Fukushima Decommissioning Research (FDR 2019) (Internet), 3 Pages, 2019/05
原子力機構は楢葉遠隔技術研究開発センターにおいて、遠隔センシングロボット技術の開発を支援している。センターに設置されている水槽を模擬的な原子炉格納容器に見立てた。光ファイバ干渉方式の小型の地震振動計が使用された。特別設計されたロボットシステムが地震計ユニットの設置のために試験された。本試験では地面の振動を利用して、水槽の振動応答関数を明らかにする準備を行った。
松田 俊明
RIST News, (24), p.21 - 24, 1997/00
原研では、平成5年度末、ITERにおける遠隔実験の検討に始まり、平成7年のIEA核融合調整委員会での遠隔実験参加の提言をきっかけに、本格的にリモート・ラボラトリの検討、開発を開始した。リモートラボラトリは、データリンク・システム、遠隔計測システム及び双方向ビデオシステムから構成され、インターネットと国際ISDN回線を利用して、米国の研究所と接続されている。本報告では、その設備の現状、昨年試みられた遠隔計測、遠隔実験・解析の状況及び今後の予定について紹介する。
西村 昭彦; 安濃田 良成; 山口 彰*
no journal, ,
高出力ファイバレーザーを用いた高熱負荷実験はさまざまな事故シナリオの検証を明らかにする。耐熱FBGセンサを用いたセンサアレイの設計を行い、原子力機構施設共用制度を用いた遠隔センシング実験に供する。
西村 昭彦; 西尾 悠平*; 兼松 学*
no journal, ,
レーザ応用による高温プラントのための遠隔計測技術の展開として、ピコ秒レーザ精密加工により製作した耐熱FBGセンサの産業応用を進めている。建設中の実験棟の鉄筋コンクリート柱に、ナノコロイド銀接着剤を用いて製作したFBGセンサ実装鉄筋を実装することに成功した。熱電対及び湿度計も組み込み、FBGセンサの温度補償を可能とした。講演では、センサ実装鉄筋の圧縮と引張りにおける計測結果について報告を行う。
川端 邦明; 今渕 貴志; 白崎 令人*; 伊藤 倫太郎; 鈴木 壮一郎
no journal, ,
本稿では、現在我々が取り組んでいる空間線量率と計測位置を併せて収集するための基盤技術およびシステム開発の現状について紹介する。
西村 昭彦; 石原 信之*
no journal, ,
本フォーラムにおいて、紹介する技術は、レーザ精密加工技術を光ファイバのコアに施すことで、コア内部に回折格子を描画する技術(FBGセンサ)である。原子力機構では、製作したFBGセンサを高速炉の流動状態を模擬するためのナトリウム循環ループ施設に実装し、配管の熱膨張計測を行うことに成功した。現在、FBGセンサの製作技術の企業移転を進め、さらに表面の面処理とナノコロイド接着技術を組み合わせることで、様々な応用分野への活用を推進している。高温で放射線下の大型施設や装置の保守保全において、熱膨張歪の監視はまさに「転ばぬ先の杖」として、リスク管理上極めて重要である。とりわけ、施設の建設時に要所にFBGセンサをはじめとする各種のインテリジェントセンサを組み込んでおくことは、流動による加速腐食による配管減肉の兆候の検知が可能である。なぜならば、減肉により強度低下が進む配管は自重による微小変形が起きるからである。また、地震による過大な外力の印加など、配管溶接部に生じる亀裂による変形を探知することにより、実際の漏洩を未然に予見できる。以上、廃止措置分野や原子力分野を中心に代表的な応用の可能性について報告する。